【ア】アペラシオン・ドリジンヌ・コントローレ

略称「AОC」。

フランスのワイン生産者を悩ませるあまりにもくどくて微に入り細に渡る法律。

たとえば、1ヘクタールあたりの醸造リットルであるとか、使用ブドウ品種であるとか、最低熟成期間であるとか。

その内容はあまりに細かく苦笑したくなるようなものも多い。

まるで中学校の校則の様でもある。
廊下で歌を歌うなとか、靴下には一本紺色の線が入っていること、とか……以下、省略。

こんなことを微に入り細にわたって規定しているくらいなら、核実験を中止したりとか、他にするべきことがあるのではなかろうか。フランスよ。

 

2005 >>
シラク大統領が核実験をしたとかなんとかそんなこともありましたね


2011>>
国産ワインも規定を作ろうと頑張っています。
歴史あるフランスなどヨーロッパ諸国のワイン法の長所と短所をうまく見極めて頑張ってほしいです。


2015>>
AOP……。
ぴっ、ピー……。

 

これはアツいですよ。中身も熱いがそもそも本として分厚い。読み応え満載です。思いがけないアペラシオンを思い出したり、そもそも知らないものは忘れようもなければ、思い出しようもなかったり。色々勉強になります。そもそもネアックなんて制定した人も記憶にあるんでしょうか。