【タ】タンニン

ワイン中に存在する渋味、収斂味の成分。
また、ワインに長期熟成の可能性を与える重要な成分。
ワインにとっての人魚の肉。

日本では1990年代後半のおかしなワインブームに伴い、「渋い=高い=美味しい」という間違った方程式が成り立ち、若い年代のフルボディのワインが次々と消費され、その貴重な世界的在庫を減少させてしまった。

正しくは「渋い=長持ちする。飲み頃まで長期を要する=存在在庫が減少する=稀少価値が発生=高価」という方程式として成立するのだが、ワインブームをあおる女性雑誌を見てワインショップに走るような購買層にはその方程式は少々難解だったようだ。

2005>>
あのころ、ワインバーのカウンターで実際にこんなやりとりがありました。
バーテン:「どういったタイプがお好みですか?」
お客さん:「重シブ系」
なんか若者向けのカジュアルファッションみたいです


2011>>
ブルゴーニュが勢いづいている今の日本市場、「旨み」というファクターの陰でひっそりと力を蓄えています。

 

 

 

カフェインもタンニンもないお茶ってのもあるんですねえ。

 

こちらはシブカジ系