シンフォニー

「シンフォニー」というこの壮大かつ大仰なネーミング。
配品種にわかりやすくもたいそうな名前を付けるのは、ある種のお約束なのかもしれない。

しかしたとえばドイツのバフースのようなネーミング(酒神・バッカスの意味)と違い、英語で付けられると、日本人にはあまりにその意味が直球で伝わってくる。
マスカット香のある、ほの甘いジュースのようなワインに「交響曲」なんて付けられた上、その由来が「交響曲を奏でるような香りと味わいのバランス」とか言われても正直、ひくぞ。

そもそも、グルナッシュ・グリとマスカット・オブ・アレキサンドリアの交配という時点で、絶対に大物は生まれなさそうなテイストを感じさせてくれている。

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2011>>
まあそういうことです。
見かけないでしょ。

2015>>
なんでこんなブドウ、テーマに選んだんでしょうね???

 

 

2002年にこのモトネタ書いたときも、アイアンストーン・ヴィンヤーズのこのワイン見て作りましたね。