【シ】じゅうたんテイスティング

毎月「今月のテーマは○○!!」と決めて試飲をするワインオタクは「今月のテーマはボルドー!!」と決めたが最後、その翌日からはありとあらゆる酒販店を巡り「Appellation Bordeaux Controlee」を買いあさり、コメントをメモしまくる。


そのテーマは一人で決めて、一人で買い、一人で読み返すのだから、なにもそんなに意固地にボルドーばっかり飲まなくてもいいように思うのだが、それではワインオタクのプライドが許さない。


とにかく「Bordeaux(ボルドー) 」とあるだけで片っ端から買いあさり、虫けら一匹残らなくなるまでテイスティングする有様は

まさにテイスティングにおける『じゅうたん爆撃』。


盲点は「ボルドー」という字面にこだわるあまり、メドックやポムロルといった、本来味わうべき村名AОCを見落としてしまうところか。

 

2005>>
「ワインをひととおりテイスティングする」と言ったとき、なにをもってひととおりとするかに個人差があると思います。

そのキーは「産地(またはブドウ品種)」「ヴィンテージ」「生産者」と言ったころではないでしょうか。

私はアペラシオン派でした。
ツール・ド・フランスのように、フランス中のアペラシオンをひととおりたしなんでみたかったのです。


2011>>
コトー・シャンプノワとかジュラは、20世紀末に初めて飲んだ頃は、なかなか印象深かったです。

 

 

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コトー・シャンプノワも最近はこの手の作り手さんのが流通してて、立派な高級ワインって感じですね。

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これはそそられます。

 

ジュラに至ってはシャルドネが幅を利かせてて、いまや高騰したブルゴーニュの代だの切り札みたいな存在になりつつありますね。あのキョーレツなサヴァニャンは別枠扱いです。