【ナ】な~んちゃってソムリエ

実際にレストランでの勤務経験がないのに知人のレストラン・オーナーなどに頼んで、五年間の職務経験をでっちあげてもらい、ソムリエ認定試験を受験し、あまつさえ合格までしてしまう人。

もちろん、本職は全然別なので試験に合格してもワイン産業に従事していない幽霊ソムリエとなってしまう。
行きすぎたワインオタクの究極の最終形。

ある意味で、日々ワインを扱うわけでもないのに、難関といわれるソムリエ試験に合格してしまう、その知識と努力は見習うべき部分もあるかもしれない。

だが、はっきり言って単なる経歴詐称。ソムリエ資格が国家試験なら犯罪として立件できると思うのだが。

この「な~んちゃって受験者」どもに方向転換してもらおうと作られたのが、業界関係者以外のワイン知識を認定するワインエキスパートだ、と言うのだがソムリエという肩書きの持つ魔力がある以上この困った人たちが方向転換するとは思えないのだが。


2005>>
ソムリエ協会のほうでもさすがに黙認できなくなったのか、資格に更新制度ができたって聞きましたね。
これで更新時期に職業が医者とか弁護士なソムリエは排除されるわけです。
すでに「持ってるだけのソムリエ資格」にそんなにバリューはなくなってる気がしますが。

個人的には「とび職なのにソムリエ」とか「魚屋の親父なのにソムリエ」とかいったかんじの、威勢のよさそうななんちゃっておじさんの「ブルー○ス」登場に期待したりもしてました

2011>>
結局、この人たち駆逐されたんでしたっけ?