【マ】マディラ

ポルトガルの酒精強化ワイン。

エストーファと呼ばれる温室を使用して熟成させるという独特の方法を取るために、キャラメルのような香ばしい香りを生ずる。

ワインの保管温度に口やかましい人々がこの製法を容認しているという事実に、歴史の重みを感じさせられる。

製造時点で豪快な加熱を行っているのにも関わらず、完成したワインはやっぱり温度管理したワインセラーで保存されているというのも意味不明。


2005>>
とある雑誌の類似連載企画にも臆面もなく使ったネタですけど、自分で書いて自分で校正できる分、本来伝えたかったパワーは原版であるここにあります。

用語を解説している体をとっていますが、言葉の意味を伝えたいわけではないんです。
その言葉の内容に思わずツッコんでしまう、そのときのテンションを伝えたいんですね。


2011>>
そうそう。だから結局、雑誌で活字になったネタよりこっちが面白いです。
そもそも大衆向けではないコンテンツなのですから、メジャーデビューしようとした時点で俺は失敗していたわけですね。
今気づきましたよ。

 

 

 

キャラメルのようなフレーヴァー自体は私は好きですよ。

 

この一冊は素晴らしいです。