【シ】シル・ヴ・プレ
オーダー時に活躍するフランス語。
日本語に意訳するなら「お願いします」、英語なら「プリーズ」が適当。
フランス料理店で「鴨のローストを一人前」と注文すると「アン・ロティ・ド・キャナール・シル・ヴ・プレ」というサービスマンの声が厨房に向けて発されることがあるが、日本人の客の注文を日本人の給仕が日本人の料理長に伝えるのに、「アン・ロティ・ド・キャナール・シル・ヴ・プレ」はいかがなものか。
普通に「鴨のロースト一人前お願いします」でいいような気もするのだが。
もっとも、以前、あるレストランで「鴨、ワン、シル・ヴ・プレ」という、多国籍軍の空爆のようなオーダーを聞いたことがあるが、これよりはマシか。
2005>>
このネタはなにげに「お笑いわいん用誤事典(当時のタイトル)」の中では、某女優さんネタと並んで、好評だったネタです。
「ロング・アイランド・アイスティーのレシピのような」としても比喩としてはあっているところを、「多国籍軍の空爆」としたのがウケたらしいです。
なんかこうしてみると世界情勢ネタというか軍事ネタというか、そういうの多いですね。
禁断の果実をかじったような、危険な香りがするからでしょうか。
2011>>
これはこの辞典の存在のすべてを表している気がします。
「ニヤリ」なんですよね。
フォアグラの香りがする脂のノリとジューシーな肉質... |
1999年に元ネタを書いていた頃、まさかこんなに簡単にマグレ・ド・カナールが買える日が来るなんて思いもしませんでしたよ。 |