【ス】スワーリング

テイスティングの際にグラスをぐるぐると回してワインの香りを立たせる行為。

この作業によってワインは空気となじみ、グラスに注いだだけでは出てこなかった種類の香りが出てくる。

本来はテイスティングの際の非常に事務的な作業のはずなのだが、その仕草が変に通っぽく見えるためかワイン・バーなどでは右も左も誰でもかれでもグラスを回している。

ワイン・バーのドアを開け店内に1歩足を踏み入れた途端、店中の客が全員グラスを回している光景に遭遇したりしてなんだか怖い。

薄暗いバーの店内のその様子はなんだか新興宗教の儀式のようだ。

 

2005>>
今でもこんなワインバーあったら逆に行ってみたいですね。

元アイドルのタレントの現在とのギャップを笑うネタにした、バラエティ番組が作られるようなさじ加減でのぞいてみたいです。


2011>>
わりと普通の行為として認知されたんじゃないでしょうか。
今やタケコプターみたいに回すこと自体が恥ずかしいことになっていると思うので、回しすぎる人もいないと思います。

ワイン知識バブル、ワインマナーバブルの時代に流行った熱病に、常識というワクチンが発明されたようなものでしょうね。